春の定演の練習、
日本に来ている間は当然お休み。。。(連絡済よ)
ブラームスのセロパート譜の記事はこの前書いた。。。
今日は、ソリスト付のほうを・・・
今回はR.Strauss(シュトラウス)のオーボエコンチェルト。
そう、オーボエがメイン。

さ、いつものように、私が持っているのはセロのパート譜。
赤でバッテンがしてあるところは、
Kleine bezettingといって、小編成のところ。
つまり弦は各パート、6人(コントラバスは3人)が弾き、
ほかのメンバーは弾かないところ。
ええ、私は弾きませんわ。
画像では見にくいのですが、その下はTuttiと書いています。
ここは全員で弾きます。
これは、音量のバランスから、オーボエが主体のメロディを(特にソフトな部分)聴かせるところは、伴奏のわれわれは控えめに。。。ということなんです。
指揮者の指示によります。
まあ、アマチュアオケでは、音量のバランスの変化は人数で決めちゃったほうが手っ取り早いです。小さな音をきれいにあわせるというのおは、なかなか難しい。。。

3楽章あるこの曲。。。
中には、セロだけでもこんな風に分散します。
ここでは3分割。(ちなみに私は2番目を担当)

ここでは2分割から4分割になって、また2分割に。。。
(ちなみに私はどれも2番目を担当)

そのソリストがですね、オランダ人なんですが、スペインに住んでいて、
コンサート直前、1度しか我々オケとあわせられないっていうの。
これは定例会議でもずっともめてましたわ。
何でわざわざスペインから呼ぶんだ?とか、
もっと身近なソリストを頼もうとか、
曲を変えようとか・・・
そう、誰が言い出したのか知らないけれど、
ホント、大変なことに。。。
でも、やっぱりそのソリスト(右のリンクから見ることができます)が演奏することはそのまま決まったようだ。(大体、1年半~2年前に決まるのよね)
そこで、
最終的にでた
「とりあえず解決アイディア策」は、、、
(私は最近定例会にでてないし、詳細はたいてい上層幹部で決める)
うちのボンボンそのⅠ別名Kevinが、スタンドインということになったらしい。
イヤ~~それ聞いたとき(10月ころだったかな)
びっくりしましたわ。。。私。。。
「次の次のプログラム、オタクの息子さんにスタンドインお願いすることになったので、よろしくね~~」って、お電話。
Stand In つまり、代役というか、ソリストが来るまでのつなぎ。
でも、いざ、本物が当日これないとか、病気とかになったときは、
ちゃんとこなさなきゃいけない。。。
これはかなりのプレッシャーです。
うちのオケメンのオーボエ担当が、
実はKevinがオーボエを始めたころほんの少しの間習っていた人で。
そのほか、
このオケの管の指導者が、Kevinの音楽院での最初の先生で。
Kevinがこの曲をコンクール(その時、2位だったと思う)
で吹いたのも知っていたので、代役としては、お手軽に使えるという、
ま、そういうことだったんだと思うんだけど、、
私がこうして日本にいる間に、
この月曜のオケ練、第1回Stand Inやってきたそうです。
ええ、「鬼のいぬまに。。。?」(笑)
私のほうがヒヤヒヤですわ。。。
大丈夫だったかしら?
うまくいったかしら?
Dirigentとはどうだったかしら?
とか、とか、とか。。。
まあね、「協奏曲」(ソリストと弾く曲)は、我々、いつも
カラオケ練習っていうのも全体の雰囲気つかめないんで、適度にソリストには来て欲しいんですよね。しかし、いざ、それが自分のDNAっちがやるとなると、Jullianのときと同様、私の心臓は非常にドッキドキです。。。
昨日Kevinから連絡ありました。
「気持ちよかった~~!」
ええ、ちょこっと映像(2分くらい)も送ってくれましたが、
ハア、確かに気持ちよさそうです。。。
小さいときには、とにかく人見知りするタイプで、
なかなか人前に出ることが難しかったやつなんですけどね。。。
好きなことをはじめてから、ポジティブになってきましたわ。
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